2008/09/17

脱ぐしか選択肢のなかった私。 / 50点(100点満点中)
“家庭内暴力・イジメ・親の借金・レイプ。拭いきれない過去を背負い、今を必死に生きる11人の女優。同情なんていらない!!裸の履歴書”
紅音ほたる、天衣みつ、日高ゆりあ、白鳥あきら、美神ルナなど人気AV女優11人が、“そこ”に至るまでの経緯をインタビュー形式で答えている。誰もが一度は考えたことがあるはず。何故、こんなに可愛い子がAV女優を選ぶのか?
その疑問がこの本によって少しでも解消されるかと思ったけど、どうにも物足りない。壮絶な人生が左右させる価値観の崩壊…。仕方なくその道を選択せざるを得なかったという事実は伝わるが、気持ちの面でAV女優という仕事に踏み込んだ部分が消化出来ていないように思う。それもインタビュアーがあまり深く突っ込まないせいか、「そうなんですね」で終わってしまっている。もっとエグく踏みこんでこそのテーマじゃないのかなぁ。
その場で聞いた話を客観的にこう思ったのだろう…と小奇麗にまとめられすぎて本質の部分が伝わらない。敢えてこういった読みやすい構成にしたのかもしれないけど、こういったテーマの本を手にする人達は好奇心が強いはず。あれだけ過激な撮影をこなせる背景というか、もっとぶっちゃけた部分で掘り下げてくれれば良かった。ただの“過去の独白”っぽい仕上がりなのがもったいない。
ただ、美神ルナが“過去にレディーズを組んでいて、チームを抜けようとした子の女性器に電球を入れて割った”という話には目が点に…。色んな人生があるもんです。人生いろいろ…オンナもいろいろ…。

価値観の崩壊までわかった。
そこで何故AV?という部分が説明になっていない。
ひょとしたら、飯島愛コースに乗れるかもって、
甘い夢を単純に見ているかも。
しかも、全員が全員。
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